
本を読むひとだけが手にするもの 藤原和博さん著
読書する意味、意義、その効能を分かりやすく説明しくれる本です。
リクルートに勤められ、東京都初の中学校の民間人校長として杉並区立和田中学校の校長を務められた、教育者で著述家の藤原和博さんが書かれた本です。
自分は読書が好きで、小説やビジネス書など年間100冊程度の本を読みます。
本が大好きで、いつもまわりに本が在る生活をしているので、自分の娘にも読書の良さやおもしろさを伝えたいと考えていますが、いざなぜ読書が良いのかと考えると、明瞭に言語化できないでおりました。
そんな折この本に出会い、これだ!とその解を見つけるために手に取りました。
本を読む意味、意義が分かりやすく書いてあり、自分なりに読書の効能を咀嚼することができました。
正解のない時代で生きていくために必要なスキル、例えばロジカルな思考、複眼的な思考、プレゼン能力など、本を読むことで得られるスキルは数えられないほど沢山ある、ということを教えてくれる本です。
一節をご紹介します。
『教育とは、伝染、感染なのだ。』
大人が子供にしっかり本を読む姿を見せる。子供にとって最高の教材は大人の姿である。その読書の意義がこの本には分かりやすく書いてあります。
読書好きの背中を押してくれる本だと思います。
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