
仕事が全く終わらず残業続き。仕事ができずに上司から叱られる日々。
そんな日々から抜け出すためにはどうしたらよいか?それは自身の仕事力を上げるしか他なりません。
では仕事力を上げるにはどうすればよいのか?
仕事に必要なスキルは様々ありますが、僕は「可視化力」だと考えています。この可視化力があれば様々なシーンで活躍できるはずです。
可視化力とは、あらゆる事象を的確に分かりやすく資料としてアウトプットする能力です。会議資料、議事録、プレゼン資料など、優れた資料は物事をスムーズかつ安定的に進捗させることができます。もちろんその分あなたの評価も上がるでしょう。
仕事ができる人はえてして可視化能力が高い人です。
私も現在営業部門のマネージャーを務めていますが、メンバーには一にも二にも、可視化、可視化、可視化と口を酸っぱくして言い続けています。
そんな可視化能力を向上させるために役立つ本を3冊ご紹介いたします。
ゼロ秒思考

この本を読むことで思考力の鍛え方を身に着けることができます。可視化力を高めるには思考力は欠かせません。
マッキンゼーで14年間活躍した著者の赤羽雄二さんの独自メソッドが紹介されています。
それは、「メモ書き」によって思考と感情の言語化をトレーニングすることで、どんな人でも確実に頭がよくなり、心も鍛えられるというもの。
本書はそのトレーニングの方法を詳細に解説し、最も基本的な「考える力」が鍛えられ、かつその思考の質とスピードの向上を目指すものです。
私もこのトレーニングを実践しており、その効果を日々感じています。
超・箇条書き

この本では、箇条書きのテクニックが学べます。箇条書きは相手に物事を伝えるツールとして最高のツールです。メール、プレゼン資料、報告書など、あらゆるシーンで使える優れものです。
箇条書きの極意は、読み手や聞き手の情報処理の負担を減らすことです。伝えることが重要ではなく、伝わることがビジネスでは重要となります。
具体的には下記のとおり箇条書きの3つの要素を身に着けることができます。
構造化
相手が全体像を一瞬で理解できるようにする
物語化
相手が関心をもって最後まで読み切れるようにする
メッセージ化
相手の心に響かせ行動を起こさせるようにする
この箇条書きを極めることで、可視化力の向上にもつながります。
一番伝わる説明の順番

この本では、相手に難しいことをわかりやすく伝えるために、どの順番で説明したらよいか、説明のテクニックが学べます。
可視化する目的は、相手に伝えることです。伝えることが重要ではなく、伝わることが重要になります。
説明には常に相手が存在します。説明する言葉や内容を、相手の立場に立ってわかりやすく、どの順番で説明すれば分かりやすいのかということを心掛けることが大事です。
説明の順番が分かれば、あなたの資料も劇的に伝わりやすい資料に変わります。
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