楡周平さんの小説『ドッグファイト』のご紹介です。
楡周平さんは、経済小説からサスペンス、ハードボイルドと、作品のジャンルやテーマは幅広く、そのリアルさと緻密さで毎作品物語に引き込まれてしまいます。
この作品は物流をテーマにしており、他の楡周平さんの小説『ラストワンマイル』や『再生巨流』と併せて物流3部作と呼ばれております。
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『ドッグファイト』あらすじ(ネタバレなし)
大手物流会社コンゴウに勤める郡司は、上司と衝突して入社から18年間所属した企画営業を離れ、営業部へ転属させられる。
そこで担当を任されたネット通販再王手のスイフトに理不尽な条件を突きつけられてしまうことに。しかし郡司も黙ってはおらず反撃に出る。
物流再王手コンゴウとネット通販最王手のスイフトの戦いが繰り広げられる。
『ドッグファイト』おすすめのポイント(ネタバレなし)
読み始めるとすぐにアマゾンとヤマトがモチーフになっていることに気付きます。物流業界の闇を垣間見ることができ勉強にもなります。
読後感も爽快でおすすめ。楡さんの他の物流がテーマの小説『ラストワンマイル』や『再生巨流』を先に読んでおくとなお良しです。
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