今回は馳星周さんの小説『ソウルメイト』のご紹介です。
僕がこの小説に出会ったきっかけ、それは最愛の愛犬を亡くしたことです。もう会えない寂しさを埋めるためか、無性に愛犬がテーマの小説を読みたくなり、この小説に辿り着いたんです。
過去一緒に愛犬と暮らしていた方も、そしていま幸せに愛犬との日常を送っている方にも、とにかく愛犬が大好きな方に是非おすすめしたい小説です。
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『ソウルメイト(馳星周さん著)』おすすめのポイント(※ネタバレなし)
愛する犬との日々を描いた短編集。それぞれのストーリーのタイトルが愛犬の犬種になっていて、犬好きなら目次から思わず頬が緩んでしまうのではないかと思います。
そして冒頭にある「犬の十戒」、本編に入る前から胸が熱くなります。
7つの愛犬の物語が楽しめます。ほっこりするようなストーリーもあれば、読むのも辛いようなストーリーもあります。とくに愛犬と暮らしている方には、胸をえぐられるような思いをするかもしれません。
でも是非読んで欲しいのです。この小説で追体験することで、自身の愛犬の大切さをあらためて痛感できると思います。
犬と人間のあいだには、簡単に意思疎通できる共通言語がありません。だからこそ心と心で通い合うことができるんだなと思います。
いま愛犬と一緒に暮らしている方には読んで欲しい一冊です。
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